ユ・アイン、担当医師が診療状況を説明

俳優ユ・アインに医療用麻薬類を処方した医師のオ氏が、ユ・アインの精神科診療状況を説明した。

14日午後2時、ソウル中央地方裁判所は麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたユ・アインと彼の知人チェ氏の5回目の裁判を行った。

この日、オ氏はユ・アインが2021年6月に初めて来院した瞬間から麻薬違法使用の疑いが明らかになった2023年初めまで、似たような内容で診療が行われたのかと尋ねると「症状が良くなったり悪くなったり繰り返している。慢性的な無気力、憂うつ感などもあり、不安で焦り、集中力が落ちるという話もした。ドラマの撮影現場からいつも逃げ出したいとも話した。死に対する考えも以前からずっとしている」と答えた。

続いてオ氏は、自身の病院にユ・アインの他にも有名人や芸能人が来院しているとして、他の人とユ・アインとの差別点について「症状が慢性的に見えた。特異事項と言えば、相談する時の面談時間がとても長かった。他の芸能人は薬物処方だけを希望したり、『睡眠だけ調節してほしい』、『パニック障害だけ調節してほしい』など薬物処方中心に話したとすれば、ユ・アインは初めて来た時も1時間半から2時間程度相談した記憶がある。本人の内面の話、憂うつ感などの症状を率直に表現する方だった」と明らかにした。

オ氏によると、ユ・アインは麻薬違法使用の疑いが明らかになった昨年初めから、積極的に治療に臨んでいる。オ氏は「以前はスケジュールが忙しくて1週間、または2週間後に来院したとすれば、今は日程にぴったり合わせて来院する。昨年初め、今回の事件がユ・アインに途方もないストレスを誘発したのは事実なので、2週間で来院したが、その後安定すれば3週間ごとに来て、今は4週間ごとに来る。頻繁によりは定期的に来ると考えればいいと思う」と話した。

記者：イ・スンフン
写真提供＝STARNEWS

(c)STARNEWS