IUを誹謗した30代女性、300万ウォンの罰金刑

歌手兼俳優のIU関連掲示文に誹謗コメントをした疑いで裁判に付された30代女性A氏が、一審で罰金刑を宣告された。

ソウル中央地方裁判所は3日、侮辱容疑で起訴されたA氏に対して罰金300万ウォンを言い渡した。

A氏は2022年4月、IUの発言や衣装、歌の実力などを貶めるコメント4件を投稿した疑いで在宅起訴された。

その後、検察はA氏に懲役4ヵ月の実刑を求刑した。

一緒に裁判に参加したA氏の弁護人は、A氏がコメントを掲示した事実関係については認めたが、公的人物に対する意見を明らかにしただけだという主張と共に、侮辱罪が成立しないとして、容疑を否認した。

A氏は最終陳述で「精神疾患を患っている患者であり、言語力が弱くなって文章力が劣っていたりもする。私のコメントが（IUの）評判を下げるためのコメントだとは考えにくく、単純に私の好みを言っただけだ」と話した。続けて「多くの大衆の公的関心事に対する意見を作成する時は、さらに慎重で単語選別に注意を傾ける。この事件を先入観なく見て、公正な判決で救済してほしい」と善処を訴えた。

その後、在宅起訴の状態で判決公判に出席したA氏は、黒いコートを着て法廷に出席し、判決宣告に先立ち、裁判所がA氏に被害者と合意したかどうかを尋ねたが、A氏は合意しなかったと答えた。

裁判所は「この事件の表現が持つ通常の意味や表現などを見ると、文脈上侮辱的で軽蔑的な人身攻撃と判断される。最高裁判例上の意見表明の限界を外れたと見られ、侮辱罪に該当する」と判示し、「犯行内容や犯行中の情況、既存に名誉毀損で罰金刑刑事処罰前歴があることを考慮して刑を決めた」として量刑理由を説明した。

記者：ユン・サングン
写真提供＝クォン・ヒョンジン

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